女性にとってニキビは悩みの種の1つとなるもの。
とくに、肌にポツポツと目立ってしまう黒ニキビは顔だけでなく、背中や腕にできてしまうこともあり、一度できるとなかなか治らず気になってしまいますよね。
ニキビというと赤く腫れあがるものがよく見られますが、一体なぜ黒くなってしまうのでしょうか。
今回は、黒ニキビができてしまう原因と、ケア方法についてご紹介します。
<黒ニキビの原因とは?>
黒ニキビは、皮脂などの汚れが毛穴に詰まり、これが空気に触れて酸化することが原因で黒く見えるもののことをいいます。
赤くなってしまったニキビや黄色いニキビと違い、黒ニキビは毛穴に詰まった汚れが原因なのです。
そんな黒ニキビを放置してしまうと、毛穴の中で炎症を起こしてしまい肌にかなりのダメージが及んでしまうため、なるべく早めの対処が必要です。
次に、黒ニキビへのNGケアと正しいケア方法をご紹介します。
<黒ニキビへのNGケアとは>
忙しさや面倒な思いからスキンケアがおろそかになったり、黒ニキビを治そうとして洗顔しすぎると、黒ニキビは治るどころか悪化する場合があります。
また、黒ニキビが気になるからといって、無理やり潰したり皮脂を押し出したりするのはNG。
跡が残ったり、炎症を起こしてしまったりすることもあります。
黒ニキビができてしまったときには、気になっても決して触らないように注意しましょう。
<黒ニキビ対策にはまず「正しいスキンケア」を>
ニキビができてしまったときは、肌にダメージを与えないように優しく洗顔をすることが鉄則です。
洗顔料はたっぷりと泡立てて、肌をこすらないように優しく洗うようにしましょう。ゴシゴシと強い力で洗ったり、手でニキビの部位を押すなどの刺激を与える行為はNG。
優しく洗顔をして、清潔になった肌には、すかさず保湿をして肌の潤いを保つようにしましょう。
背中や腕などの体にできた黒ニキビも、同じように優しく洗うことでケアすることが大切です。
硬いナイロンタオルなどは避け、手や柔らかい布を使用して洗うのがおすすめです。
<黒ニキビを予防して清潔な肌を保とう>
洗浄力の強い洗顔フォームや毛穴パックなどを使っていて、ニキビが繰り返しできてしまうという方は要注意。
スキンケアをし過ぎることによって、かえって黒ニキビが悪化してしまうケースもあります。
ニキビができていると「肌をキレイにしなきゃ」という思いから、ついたくさん洗顔をしてしまいますが、過剰に洗い過ぎると必要な皮脂まで奪ってしまい、肌のバランスが崩れてしまいます。
ニキビに悩んでいるという場合には、「洗い過ぎない」ケアを取り入れてみましょう。
最低限のスキンケアを心掛け、肌のターンオーバーのサイクルが自然に起こるように促していくことが大切です。
肌の古い角質や毛穴の皮脂汚れを優しく清浄してくれる、重炭酸エステの使用もおすすめですよ。
黒ニキビが肌にできてしまうと、不衛生な印象や不摂生をしているように見せてしまいます。
なるべく早く改善させるためにも、正しいケア方法を行って、ニキビゼロの健やか肌を目指しましょう。