自宅で簡単に使えて、さまざまな美容効果をもたらしてくれるパック。
中には入浴中に使っている、という人も多いのではないでしょうか。
しかしパックにはいくつかの種類があり、お風呂での使用に適さないものもあります。
美肌を維持していくためにも、パックの種類や使い方を詳しくチェックしてみましょう。
<まずはパックの種類をチェックしよう>
セルフケア用のパックには種類があり、おおよそ下記の3つのタイプに分類できます。
≪1.洗い流すタイプ≫
パックを行った後、水やぬるま湯で洗い流すタイプ。
最近流行りの炭酸パックも、このタイプが多くなっています。
≪2.洗い流さないタイプ≫
パックを行った後、洗い流さずにそのままスキンケアをするタイプ。
美容液が染みこんだシートマスクは、このタイプになります。
洗顔後に手軽に使えるため、たくさんの種類が販売されています。
≪3.はがすタイプ≫
パックを行った後、ペリペリとはがすタイプ。
毛穴ケア用が主流で、顔全体に使うマスクタイプもあります。
<お風呂で使えるパックと使用上の注意点>
では、上記のパックは入浴中に使えるのでしょうか?
答えと注意点は下記のとおりになります。
≪1.洗い流すタイプ→入浴中◎≫
洗い流すタイプは入浴中の使用に適しています。
じっくり入浴し、毛穴を十分に広げてから使いましょう。
汚れ落ちがよくなったり、美容成分が毛穴から吸収されることで、より良い効果を得ることができますよ。
ただし使用後は汗やパックの成分が肌に残らないよう、しっかりとすすぎ流しましょう。
≪2.洗い流さないタイプ→入浴中×(入浴後◎)≫
洗い流さないタイプのパックを入浴中に使用した場合、顔をすすがずにお風呂から出ることになります。
しかしそれでは入浴中にかいた汗や、浮きだした汚れが肌に残ってしまうことに。
せっかくパックしても、肌トラブルを引き起こす危険性があるのです。
洗い流さないタイプのパックは入浴中ではなく、入浴後に汗がひいてから使うようにしましょう。
≪3.はがすタイプ→入浴中×≫
はがすタイプのパックはもともと刺激が強いため、肌がデリケートになる入浴中の使用は厳禁です。
入浴中は肌が汗や蒸気でふやけているので、余計に角質を傷つけてしまうでしょう。
しかもはがすタイプは乾燥させる必要があるため、湿度の高いお風呂では適していないのです。
また、入浴後も入浴中と同じように肌がふやけて弱くなっているので、極力使用しないほうが良いでしょう。
さらに、パックだけでなく浸かっているお湯にも目を向けると、よりお肌をツルツルへと近づけることができます。
おすすめは、湯船に重炭酸エステ3~5錠を入れての入浴。たったこれだけで、「重炭酸イオン+クエン酸+水素イオン」の働きにより体が芯から温まるだけでなく、毛穴の汚れも取り除いてくれます。それによりパックの成分も浸透しやすくなりますよ。重炭酸エステを使用したコットンパックもおすすめです。
お風呂での使用が適しているパックに重炭酸エステを組み合わせることで、入浴中のパックをより効果的にすることができます。
ぜひ一度試してみてくださいね。