「毎日きちんとシャンプーしているのに、頭がかゆい!」と感じることってありますよね。

シャンプーやトリートメントなどを変えてみてもかゆみがおさまらないのなら、

もしかしたら「インナードライ」が原因かもしれません。

 

 

 

頭皮のインナードライは、なぜ起こるのでしょうか。

 

 

<こんな症状があったらインナードライかも!?>

 

頭皮がインナードライになってしまっているかどうか、チェックする方法はいくつかあります。

 

・シャンプーが泡立ちにくい

・毎日シャンプーしているのにフケが出る

・頭皮が指でつまめないほど固くなっている

・髪がパサついている

 

これらの症状があって、かつ頭皮のかゆみもあるのであればインナードライを疑ってみましょう。

また、シャンプー後にトリートメントはせずにタオルドライをし、指で頭皮を抑えてみてください。

30分以降に皮脂が出てくるようならインナードライの可能性があります。

 

<インナードライのケア方法>

 

インナードライのケアは、意外と簡単。

まずは、シャンプーする前にしっかりとブラッシングをすること。

ブラッシングは頭皮の血行を促進し、頭皮をやわらかくしてくれます。

 

さらに、シャンプーをする前にぬるま湯で頭皮を軽く洗います。

これも、頭皮の血行をよくするために必要なことです。

 

シャンプーをするときには、よく泡立ててから指の腹を使ってマッサージをするように丁寧にすることがポイント。

爪を立てたり、勢いよくゴシゴシこすらないようにしましょう。

 

忘れてしまいがちですが、頭皮は顔の皮膚とつながっています。

顔を洗うとき、ゴシゴシ洗ってしまうと肌がボロボロになってしまうのと同じように、頭皮も必要以上に力を入れて洗うと、頭皮にとって必要な皮脂まで落としてしまうのです。

 

また、洗浄力が強すぎるシャンプーは皮脂を落としすぎてしまいますから、天然成分で作られたシャンプーに変えたりヘッドスパを利用するのもいいでしょう。

 

<シャンプーのしすぎには注意!>

 

頭皮がかゆいとシャンプーが足りないのかと思ってシャンプーの回数を増やしてしまう人もいますが、それは逆効果。

さらにインナードライを進行させてしまうおそれがあります。

シャンプーは1日一回、丁寧におこなえば十分です。くれぐれも洗いすぎには注意してください。

 

いかがでしたか。頭がかゆくてインナードライかどうか疑わしい場合は、美容院で相談してみるといいかもしれません。

頭皮マッサージをしてもらったり、重炭酸入りのヘッドスパをしてもらうと改善できることもありますよ。