髪を染めても、カラーリングが落ちやすくて維持しにくい…… と悩んでいる方は多いもの。

実はそのカラーリングの落ちやすさには、入浴中や入浴後のヘアケア方法が深く関わっているということをご存知でしょうか。

 

 

 

 

美しいカラーリングを長期間キープするためには、毎日の入浴時に注意点があるのです。

では一体、どのようなケアをすれば綺麗なカラーを保てるのでしょうか。

今回は、カラーリングを維持させるための方法と、髪のダメージを防ぐための5つのポイントをご紹介いたします。 

 

<カラーリング後の髪と色を守るヘアケア方法5つ>

 

・カラーリング当日はシャンプーをしない

カラーリングが髪に定着するまでには、12日かかります。

そのため、カラーリングをした当日はシャンプーをお休みしましょう。

 

また、カラーリング当日は髪が濡れるだけでも色が落ちやすくなります。

できれば当日はお風呂に入らないほうが良いのですが、どうしても入りたい場合はシャワーキャップなどをかぶって髪が濡れないように気をつけましょう。

 

・洗浄力がマイルドなシャンプーを使う

カラーリングから1日以上経ったら、色が髪に定着してシャンプーも可能になります。

しかし洗浄力が強いシャンプーを使うと、色落ちが早くなる原因に。

 

中でも「ラウレス硫酸」や「ラウリル硫酸」が使われているシャンプーは洗浄力が強く、カラーが早く抜けてしまいます。

カラーを長持ちさせるためには洗浄力が弱く、髪の潤いを守ってくれる「アミノ酸系シャンプー」や「弱酸性シャンプー」を使用するのがオススメです。

 

・ぬるめのお湯でシャンプーをする

ヘアカラーは熱に弱く、熱いお湯でシャンプーをすると落ちやすくなります。

また、熱いお湯で髪を洗うと、キューティクルが剥がれて髪のパサつきも引き起こしてしまうのです。

カラーリングだけでなく、髪のツヤや潤いを守るためにも、38度ほどのぬるめのお湯を使うようにしましょう。

 

・念入りにトリートメントをする

カラーリングしたあとの髪は水分が不足して退色しやすくなっているので、髪の保湿をするトリートメントをしっかりと行うことが大切です。

トリートメントをすることでキューティクルが吸着し、ツヤと色持ちを良くすることができますよ。

 

・ドライヤー前にオイルをつける

入浴後は、タオルドライをした髪にオイルや洗い流さないタイプのトリートメントをつけておきましょう。

髪の表面をコーディングすることで、ドライヤーの熱による退色を遅らせることができます。

また、寝ているときの摩擦も軽減されるため、退色だけでなく枝毛や切れ毛も予防することができます。

 

 

カラーが抜けたからといって頻繁にカラーリングを繰り返していると、髪のダメージが蓄積してパサパサの髪になってしまいます。

 

美しい髪は女性にとって大きな武器となるもの。しっかりとケアをして、潤い溢れるサラサラヘアをキープしていきましょう