季節はすっかり冬に変わり、寒い日が続くようになりました。
冬の冷たく乾燥した風は、体を突き抜けて、体の芯までをも凍らせるような勢い。
体温が低下し冷え切った体は、血行不良や体調不良を起こしやすくなってしまいます。
そんな冬の環境の中、凍えてしまった体をじんわりと解きほぐすためには、毎日のお風呂が効果的。
温かいお湯にじっくりと浸かることで、体も心もリラックスすることができます。
しかし、それでもやはり冬の寒さは手ごわいもの。せっかくお風呂で体を温めても、湯船から出ると、またすぐに冷えてしまいます。
お風呂で温めたポカポカの体を長持ちさせるためには、一体どのような入浴法をすればいいのでしょうか。
今回は、冬のお風呂で実践したい体の温かさをキープさせる入浴法をご紹介いたします。
<入浴前の準備がカギ! お風呂に入る前にしておきたいコト>
お風呂から上がったあとにも体のポカポカをキープさせるためには、お風呂に入る前のステップが大切です。
まずは、血圧の上昇を避け、発汗作用を高めるためにもコップ1杯の水を飲むようにしましょう。
お水は冷えたものではなく、常温のものをゆっくり飲むことを心掛けてください。
また、脱衣所で洋服を脱ぐ前にもやっておきたいことがあります。
それは、シャワーでお風呂全体を流しておくこと。
温かいシャワーで壁や床などを流すことで、ひんやりしたお風呂場が温まり、蒸気たっぷりの暖かい浴室にすることができます。
<血行促進効果のアロマオイルを使ってアロマバスを楽しんで>
ボディマッサージや加湿器など、さまざまな使用方法があるアロマオイルは、毎日のバスタイムにも活躍してくれます。
血行促進効果のあるアロマオイルでアロマバスを楽しめば、体がポカポカに。香りによってリラックス効果も得られるので、体にも心にもメリットがたくさんです。
とくに、血行促進効果が期待できる「オレンジ・スイート」や「レモン」「ローズマリー」などのアロマオイルがおすすめ。
また、「カルダモン」は体を温める作用が期待できるので、ぜひ取り入れたいアロマオイルです。
アロマバスを楽しむときには、お湯をはった湯船に3~5滴を垂らして浴槽全体をかき混ぜればOK。
お手軽なところも嬉しいポイントです。
<ぬるめのお湯にじっくりと入ることが肝心!>
体を温めるためには熱いお湯に浸かったほうがいいと思いがちですが、実はこれはNGな入浴法。
熱いお湯につかることは体に負担をかけ、美容にも健康にも良くありません。
体を芯から温めて凍えた体をほぐすためには、38~40℃のぬるめのお湯にゆっくりと浸かることが大切です。
お風呂に浸かりながら足裏やふくらはぎ、太ももなどのマッサージを取り入れると、リンパが流されるので冷え症改善に効果的です。
また、より長く入浴したいときには半身浴がおすすめ。上半身にはバスタオルなどをかけておけば肩なども冷やすことなく半身浴を楽しむことができます。
体の冷えや疲れを癒してくれるバスタイム。より体を温めるためには、重炭酸エステを取り入れた入浴法がおすすめです。 重炭酸エステを溶かしたお湯は、体を芯からしっかりと温めてくれます。
また、湯船に重炭酸エステを入れることでお湯の肌あたりがなめらかになり、冬の敏感になりがちな肌にも優しいという嬉しいポイントも。
毎日のバスタイムを贅沢時間にグレードアップしてくれる重炭酸エステと、体をポカポカにする入浴法で、寒さによってお疲れ気味の体を癒していきましょう。